一流選手の大会におけるウォーミングアップ

水泳大会のウォーミングアップ方法は

大会前になって焦って考える人が多いようです。

しかし、それでは遅い。

今回は一流選手の水泳大会における

ウォーミングアップの例を紹介します。

参考にしてみて下さい。

以前に大会におけるウォーミングアップの方法を

過去の文献から考えました。

(参考:水泳大会のウォーミングアップ方法はどうするか

 

では,一流選手は実際に

どのようなウォーミングアップを行っているのでしょうか。

非常に気になるところです。

 

Erika Erndl選手の大会におけるウォーミングアップ

Erika Erndl選手は

2008年短距離世界選手権で100fr 5位

2009年US openで100m Fr 1位などFrでの活躍が目立ちますが

IMなどにも出場している選手です。

この選手の大会におけるウォーミングアップは以下の通りです。

 

5 X 200 SKIPS

 

6 X 75 “standard issue”:

 25 no breath or under water, 25 drill, 25 build swim

 odds:fly

 evens:free

(oddsは奇数本目、evensは偶数本目を指す)

 

8 X 25 speed play

 variable sprints, breakouts or builds depending on the event

 (breaskoutは恐らく全力泳を指していると思います。

  全力泳もしくはレースレベルまでビルドアップ、ということです)

 

1 X dive breakout

 

100 easy

 

Katie Hoff選手の大会におけるウォーミングアップ

続いてKatie Hoff選手のウォーミングアップです。

Katie Hoff選手は

北京五輪の200m Frで4位,400m Frで2位

200 IMで4位,400m IMで3位に輝いている選手です。

この選手の大会ウォーミングアップは以下の通りです。

 

800 Swim — Mixed strokes

 

400 Kick

 (this could be a 200 or 300 depending on the time of season, or adjusted from prelims to finals)

 

200 IM Drill

 

200 Pull

 

200 IM Drill

 

4×50 Build

 (sometimes this is done as “full 50s build” and sometimes it’s done as 1/3 build, 1/3 drill, 1/3 build) 

 (ある時は50mのbuild up、ある時は50mを1/3に区切ってのbuild upセットです)

 

解説

両者ともにウォーミングアップの距離は2000m以内です。

また、いずれのメニューも最後に比較的高強度の運動を入れて終了しています。

 

1番目のメニューは最初にじっくりと体を温めて

スプリント系のトレーニングを行っています。

これだけスプリント系のメニューを入れてもいいものか,

少し不安に感じるくらいの量です。

恐らく本番のレースは短距離の競技だと思われます。

 

2番目のメニューは長距離を泳ぐ中でドリルを組み混んでいます。

水の感覚を確認しながらウォーミングアップを行っている印象です。

長距離のレースが控えていると思います。

 

おわりに

二つのウォーミングアップメニューを見てみると

レースで泳ぐ距離が違うためか,かなり内容が異なっています。

当たり前かもしれませんが

次に控えているレースの距離や種目に応じて

ウォーミングアップのメニューは変わっていきます。

出場するレースの特性に応じて

必要なメニューを選択する能力は

日頃から培っておくべきだと思います。


SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA