週間練習メニューの作成⑤ -ケーススタディを通じて-

ケーススタディシリーズ最終回です。

今回は土曜日,EN1をメインに据えた練習メニューです。

週間トレーニングプランの確認

以前紹介した大学生選手のトレーニングプランを確認します。

トレーニング時期は

共通準備期間(メゾサイクル1st,強化期②)です。

週間トレーニングプランは以下のようでした。

週間プラン

今回は

土曜日のメニューを作成します。

 

共通準備期間(メゾサイクル1st,強化期②) 練習メニュー

土曜日の練習メニュー

目標

前日のトレーニングが非常に高強度であったため

リカバリーが主たる目標となる。

筋肉中のグリコーゲン量は著しく低下している可能性があるため

本日のメニューは全体を通じて低強度でまとめ,

これ以上のグリコーゲンの消費を避ける。

 

ただし,短い距離のスプリントは継続して行い

スプリント力の向上は狙う。

 

練習メニューの詳細

Up

 100×6 1’50 IM-order

 

Drill

 25×4 1’00 fist sculling

 50×4 1’30 fist swim

 25×2 ’45 sculling

 50×2 1’00 swim

 

Pull

 100×4 1’45 0〜50 : fist swim,50〜100 : swim

 100×4 1’40 0〜25 : fist swim,25〜100 : swim

 

Main (EN1)

Swim

 200×10 3’10 count stroke, target HR : 110〜120  bpm

 

Dive dash

 12.5×4 - 

 

Down

 100×6 1’50

 

total distance : 4550m

 

練習の意図

メイン前までは

フィストスイムを積極的に取り入れた。

前腕で水を押す感覚を養い

ストローク効率を上げることが目的である。

 

メインも前腕で水を押すように意識して

ストローク数をカウントする。

いわゆる大きな泳ぎを意識してメインに臨んでもらう。

 

全体の総距離は当初の予定より多くなったが

運動強度は全体的に低いため

大きな問題は生じないと考えた。

 

おわりに

今回はリカバリー日のメニューでした。

ただ休むのではなく

いわゆるアクティブリカバリーの日であり

しっかりと泳いでもらいました。

 

繰り返しになりますが

高強度と低強度のトレーニングを

一週間の中で明確に分けることで

オーバートレーニングや故障を未然に防ぐことができます。

常に広い視野をもって

練習メニューの作成を行うことが重要です。


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